老人の話


  • 憲法九条の改悪に反対する会です。参加自由です。

  • ネットで読める法話集です。勉強しよう。

日本ブログ村

無料ブログはココログ

« 【 スポーツ 】 大阪なおみ 全仏オープン第一戦を見て | トップページ | 69歳になって考えること 再考 「 空なる我 」 »

2019年6月 1日 (土)

69歳になって考えること インドの日本僧・佐々井秀嶺

先日、偶然にも、ユーチューブで、佐々井秀嶺さんの動画を見ました。

それは、仏教哲学を好む人の動画(A)で、佐々井秀嶺さんを紹介していまして、Wikipedia によりますと、1935年生まれですので、私より24歳の年長者のようですが、彼の行動を記録する「 インド不可触民を救う 」という動画を視聴しますと、とても年齢を感じさせないくらいの元気な人物です。

私は、先日動画を視聴しただけで、彼の思想や生い立ちはあまり知らないのですが、(A)の動画では、彼は高学歴を持った僧侶ではなく、師匠から「 歎異抄 」を読むように指導されたらしいですから、多分、浄土宗か浄土真宗の、いわゆる「 顕教 」の僧侶だろうと思います。

私の死後は、浄土真宗のお寺に墓が用意されていますから、ハイデッガーや三木清といった哲学者も勧める浄土真宗の親鸞上人が著した「 歎異抄 」を読むべきでしょうが、第二次世界大戦において学徒出陣に駆り出された若い学生が、戦争推進派の哲学者や宗教学者が多いなか、人殺しの戦場で数多くの敵兵を殺傷することに対する心の葛藤から逃れるために、悪人をも救うという「 歎異抄 」を懐中に潜ませて出陣するしかなかった学生を見て、当時の仏教がした救済の限度に幻滅した私は、仏教そのものを受け入れなかったのですが、心を患って自分の出世を絶たれ田舎に帰った私を救ったのが、田舎で活躍されていた僧が教えてくれた「 般若心経 」だったところから、再び、仏教を考え直しはじめました。

佐々井秀嶺さんは、その「 歎異抄 」を手にする前か後かは知らず、その影響も知らないのですが、度々、自殺を繰り返した結果、僧侶になっても煩悩から抜け出すことは出来ず、修行のためにインドに渡り、そこで「 カースト制度 」で人としての扱いを受けない最下層の人々を知り、その中に入ってゆくことによって、僧侶は苦しんでいる人を救うべきだと、どうやら思われたようで、「 カースト制度 」も是認するかのようなヒンズー教から仏教へと改宗させようという運動をされているらしいのです。

彼は、「 龍樹 」の「 空の教え 」を中心にした大乗仏教らしいですから、多分、彼は「 龍樹 」からの教えをインドで学ばれたと思うのです。

私は、龍樹の教えは、日本の文庫本にも紹介されていますので、一見したところ、とても私などでは理解不能ですので、田舎で教わり、暗唱させられた「 般若心経 」における「 色即是空 空即是色 」の「 空 」を、アインシュタイン氏から{ E=mC² }の考えをそのまま頂戴して「 空はエネルギー(E) 」とし、「 色は物質(M)」として、まったく仏教とは違うのですが、「 一切皆空 」の大乗仏教の教えに従って「 無我 」も、仏教とはまったく違った「 空なる我 」としまして、その「 神 」は、日本に伝わる神道においての「 神 」ではなく「 エネルギー(神)」としまして、「 空なる我 」が身にまとった煩悩が「 自我 」で、それは「 空なる我というエネルギーの現象である 」としました。

佐々井秀嶺氏は、インドの最下層にある人々を救うがために「 空 」を説かれて、仏教へと改宗させられていると思うのですが、私の目的とするものも、「 空なる我 」を考えて自分も他人も他の動植物も「 エネルギーのひとつの現象 」の違いにしかすぎず、殺生を最小限でやめよう、自殺はやめよう、「 いじめ 」はやめようとすることです。

日本の僧侶も、何かを仏教から導きだして、皇族までも含む日本人全部の中で、秘めやかに行われている「 いじめ 」や少年少女から高齢者まで行われている「 自殺 」をやめさせるため、佐々井氏もおっしゃるとおり、座禅で悟るのも良いが、悟ったら困った人を救う行動に移すべきで、悟る自信がない人は、行動しながらでも悟ることは可能であることを、この佐々井秀嶺氏は、お示しになられれているんじゃあないのかと、日本に「 上人 」が現れる日を期待して待っている私です。









(6月1日)

« 【 スポーツ 】 大阪なおみ 全仏オープン第一戦を見て | トップページ | 69歳になって考えること 再考 「 空なる我 」 »

無趣味の退職者の生活」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31